エクステンションとiPadの接続が途切れる原因の一つに、両者間の無線通信が不安定になることが挙げられます。接続の安定性は、弊社の推奨ルータであるAirMac Expressを導入することで改善させることができます。iPad WiFi + Cellularモデルを利用の場合とiPad WiFiモデルを利用の場合では設定の仕方が多少異なります。ご利用のiPadにあわせてセットアップを行ってください。
iPad WiFi / iPad WiFi + Cellular共通の準備
0. 準備するもの
- AirMac Express
- ユビレジエクステンション
- ユビレジエクステンション同梱のLANケーブル
1. AirMac Expressをブリッジモードに設定する
iPad セルラーモデル: AirMacユーティリティを利用して、AirMac Expressの設定を行います。ネットワーク設定から「ブリッジモード」(NATもDHCPも切にした状態)にしてください。
iPad Wi-Fiモデル: AirMacの設定をリセットして、「AirMacの設定(Cellular)」の設定で「ネットワークを作成」するようにしてからブリッジモードを設定してください。
2. AirMac Expressとエクステンションを有線接続する
AirMac ExpressのLAN側(⇔)のポート(図1.)とユビレジエクステンション(図2.)をLANケーブルで接続します。この時、WiFiアダプタはUSBハブから取り外してしまって構いません。
図1.
図2.
2. iPad WiFi + Cellularを利用している場合の設定
- 各機器の電源を入れ、iPadのWi-Fi設定を開き AirMac のネットワークに接続します。
- ユビレジアプリを起動します。左上の「設定」から「日報を印刷」を選択し、日報がレシートプリンタから印刷されれば設定完了です。
※ エクステンションの設定を変更する必要はありません
※ iPadのインターネット通信はiPadの3G回線を通して行うため、AirMacはインターネットに接続されている必要はありません。(WANポートに何もささっていない状態)
2. iPad WiFiを利用している場合の設定
- AirMacのWAN側(◎)ポートを、インターネットに接続されているルータのLANポートに接続します。
- 各機器の電源を入れ、iPadのWi-Fi設定を開き AirMac のネットワークに接続します。
- ユビレジアプリを起動します。左上の「設定」から「日報を印刷」を選択し、日報がレシートプリンタから印刷されれば設定完了です。
※ エクステンションの設定を変更する必要はありません。
※ iPadのインターネット通信はAirMac、ルータを通して行います。
※ AirMac とONU(モデム)の間には必ずルータを接続してください。
3. 5GHz帯のWi-Fiを使用する
近隣のWi-Fiと近接したチャンネルを使っていると、電波干渉が起こる可能性があります。これは、利用者の少ない5GHz帯のWi-Fiを使用することで、回避できる可能性が高いです。5GHz帯ネットワークの作成は、AirMacユーティリティを使って行います。